柏崎映画祭柏崎映画祭
海と星と空の柏崎映画祭実行委員、
ボランティアスタッフを募集します。
ご希望される方は、太秦株式会社までご連絡ください。
後援:株式会社ドッグシュガー 太秦株式会社 本間正樹税理士事務所
映画祭顧問:寺脇研 映画祭実行委員長:小林三四郎
広報担当:三木美毅
協力:ミモザフィルムズ 金泉寺 キノキネマ ノブ・ピクチャーズ ドッグシュガー
ベストブレーン BBB インターフィルム ラビットハウス ユーロスペース
シネ・ウインド 湯布院映画祭 函館港イルミナシオン映画祭

ごあいさつ

海と星と空の柏崎映画祭の
第1回開催に向けて

映画の最盛期には年間で11億人の人々が銀幕の前で熱狂し、笑い、涙を流したといいます。それは1958年の高度成長期に入る前の時代です。そして東京オリンピックや皇太子の御成婚を契機に一挙にテレビが一般家庭に普及し、映画の来場者は下降線をたどります。時が経ち、この二十数年は約1億5千万人の横ばい状態です。往時からすれば激減と言っていいでしょう。ある時期は、もう映画は終わり、テレビの時代になると予言され、そして、デジタル時代に入った現在では、これからは配信になり、映画の未来は明るくないと考える人も多いかもしれません。ものの例えとはいえ、映画が何故か標的にされているように思えてなりません。しかし、上がるでもなく下がるでもなく、この横ばいの状態に、映画の魅力が潜んでいるように感じられてなりません。ほんの少し前、コロナ禍の最中には、時の為政者から不要不急の代名詞のように名指しされたのを思い出します。あの頃、海外に目を向ければ、映画や演劇や音楽、バレエやダンスなどの芸術的な仕事は、国家のライフラインと名言を吐いたのは、ドイツの前首相のメルケルでした。このあまりにも違う認識の落差に眩暈を覚えながら、この日本では、劇場がクローズされた一時期を除けば、相変わらず横ばいのままです。私は、かろうじて、この横ばいを維持している、映画館に通う人たちの力を信じたいと思います。かつては柏崎の駅前通り、本町通りにあった映画館が閉館となり、映画を観に通うべき場所がなくなってかなりの時間が経ちました。これまでに何度かの単発的な上映会を開催してきました。回を重ねるなかで驚くほどに、この街で再び映画を観たいとの声が聞こえてきました。そんな声に背中を押され、昨年は、2日間、本開催に向けてプレ映画祭を企画し、今年は第1回目の開催になります。まだ、基礎となる実行委員会も正式には立ちあがっていませんが、徐々に仲間を集め、柏崎ならではの映画祭を作っていきたいと考えています。

第1回目のラインナップは、日本映画を中心に、フィンランド、台湾、米国、そしてミャンマーといった国々から作品を集めました。
オープニング作品は、2022年に台湾で公開し、大ヒットを記録したゼロ・チョウ監督「流麻溝十五号」、昨年は1923年に起きた関東大震災から100年にあたり、その時代を描いた「風よ あらしよ 劇場版」、「福田村事件」の2作品を、一挙に上映します。そして、若手の注目監督として期待を集める山嵜晋平監督「つゆのあとさき」、沖縄のリアルな日常を鮮烈なタッチで描いた工藤将亮監督「遠いところ」、柏崎映画祭を開催するきっかけとなり、また柏崎ロケ作品の片嶋一貴監督「天上の花」、その片嶋監督の新作「孤独な楽園」、ミャンマーのクーデターで指名手配を受け、現在でも逃亡中のコ・パウ監督が命懸けでつくった「夜明けへの道」、通説を覆し、新たな視点で描いた「ジョン・レノン 失われた週末」、そしてクロージング作品には、カンヌを熱狂させた世界の巨匠ともいうべきフィンランドのアキ・カウリスマキ監督「枯れ葉」を上映します。 ご期待ください。

また、映画祭の運営スタッフを募集しています。皆さんの協力を仰ぎ、魅力的な映画祭を作り上げてゆきたいと思っています。
ご協力のほど、よろしくお願いいたします。

小林三四郎
(海と星と空の柏崎映画祭実行委員長)
小林三四郎

今、日本国内全体に映画祭はどれくらいの数あるのか。
ジャパン・コミュニティシネマセンターがまとめた「全国映画祭リスト」には、大小186の映画祭が記載されている。だが、そのうち最大の東京国際映画祭など45は首都東京での開催、また札幌、仙台、横浜、名古屋、京都、大阪、神戸、広島、福岡の大都市で44となっており、それらを除く、いわゆる「地方映画祭」は97。さらに県庁所在都市で開催される34を除くと、都道府県庁所在地以外の開催は63ということになる。
これを、少ないと寂しくお感じになるだろうか? それとも、多いと驚くだろうか? ただでさえ、地方は<消滅の危機>にさらされていると言われるほど東京一極集中をはじめとする大都市集中が進み、少子高齢化の状況の中で地方の衰退が問題となっている現在としては、むしろ、63という数字は、地方が健闘していると言ってもいいのではないだろうか。
来年50回目を迎える大分県由布市での「湯布院映画祭」をはじめ、北海道函館市の「函館港イルミナシオン映画祭」、秋田県横手市の「あきた十文字映画祭」、福島県須賀川市の「すかがわ国際短編映画祭」、群馬県高崎市の「高崎映画祭」など、30年を超える歴史を持つ名物映画祭もある。若手映画作家を発掘し育てることで有名な和歌山県田辺市の「田辺・弁慶映画祭」もユニークだ。
都会でなくても、そこに映画を愛する住民がいるのなら、どんな小さな町でも映画祭をやれるのだ。音楽祭や演劇祭のように、演じるアーティストを大勢連れて来る必要があるものと違い、映画祭は上映素材と少数のゲスト映画人を呼べばいいのだから、比較的容易にできる。
2002年~06年、わたしが文化庁文化部長をしていた頃、文化庁長官は心理学の世界的権威であり屈指の文化人としても知られた河合隼雄だった。
河合文化庁長官は、「文化で日本を元気にする」をモットーに掲げていた。当時は、バブル後の経済低迷で「失われた10年」と言われていた頃。文化には、人を元気にする力があるんだ、と断言して文化振興の先頭に立った。事実、経済の落ち込みが最も激しかった関西に「関西元気文化圏」という一大ムーブメントを興し、「文化で関西を元気に」した。現在の関西圏のインバウンド人気にも繋がっている。
その20年後に当たる現在の日本は、地方の<消滅の危機>こそが深刻な問題である。ならば「文化で地方を元気にする」ことこそ重要だ。
『天上の花』のプロデューサーとして柏崎を何度も訪れるうち、この町には豊かな文化の潜在力があると感じた。ことに、あの映画を全国初公開した柏崎市文化会館アルフォーレでの市民向け上映会のことは忘れられない。集まってくださった超満員の観客の皆さんの反応を見ていて、この町には映画祭を新しく作るだけのポテンシャルがある、と確信した次第である。
皆さん、映画祭で柏崎をもっと元気にしましょうよ!

寺脇研
(柏崎映画祭顧問、映画プロデューサー、映画評論家)
寺脇研

タイムテーブル

10/11

12:40 開場
13:00 夜明けへの道
上映(101分)
14:41
ゲスト :北角裕樹(ジャーナリスト)
15:25 天上の花
柏崎ロケ上映(125分)
17:30
ゲスト :寺脇研プロデューサー
18:15 開会の挨拶 小林・寺脇
祝辞 猪俣哲夫 理事長
(公益財団法人かしわざき振興財団)
18:30 流麻溝十五号
オープニング上映(112分)
20:22
解説 :小林三四郎

10/12

10:40 開場
11:00 つゆのあとさき
上映(105分)
12:47
ゲスト :山嵜晋平監督、高橋ユキノ
13:30 ジョン・レノン 失われた週末
上映(94分)
15:04
解説(予定)
15:35 風よ あらしよ 劇場版
上映(127分)
17:42
ゲスト :柳川強監督(予定)
18:30 孤独な楽園
上映(100分)
20:10
ゲスト :片嶋一貴監督、大坪あきほ、関谷奈津美

10/13

10:40 開場
11:00 福田村事件
アンコール上映(137分)
13:17
解説 :佐伯俊道(脚本) 片嶋一貴プロデューサー
14:05 遠いところ
上映(128分)
16:13
ゲスト :工藤将亮監督(予定)
16:50 市民の声 シンポジウム Q&A
(60分)
パネリスト:寺脇研、小林三四郎ほか
18:00 枯れ葉
クロージング上映(81分)
19:21
解説 並びに 閉会の挨拶
プログラム・タイムテーブル・ゲスト等は都合により変更になり場合がございます。
お電話、ホームページにてお確かめください。

作品紹介

ワンコイン特別上映500円
夜明けへの道
ミャンマーの現在、
ミャンマーで何が起きているのか
10月11日(金)
12:40 開場/13:00 上映

夜明けへの道

解説 ゲスト:北角裕樹(ジャーナリスト) (14:41~)
軍政より指名手配され、
今も逃亡中のコ・パウ監督渾身のドキュメンタリー。
暗闇にもいつか光が射すように――
もう後戻りはできない。これを「最後の民主化運動」とするために。かつてビルマと呼ばれたミャンマーで、2021年2月1日早朝、国軍によるクーデターが発生。ミャンマーの現代史においては3回目となるクーデターだ。1回目は1962年3月、2回目は1988年9月である。そして2011年、長きにわたる軍事政権から民主化に大きく舵を切った。その後の10年、市民は自由と民主主義への希望を抱き始めていた。しかし今回のクーデターにより、一夜にして世界は転覆した。軍は不当にも、アウンサンスーチー国家顧問ら民主派政権の幹部を拘束、非常事態を宣言して全権を掌握。反発した市民の抗議デモは武力闘争に発展し、市民の自由と平穏な暮らしは崩れていった。3年が経つ現在でも一部少数民族と連携し、国軍との戦闘が激化している。地元人権団体によると、4500人近い市民が国軍に殺害され、計約2万6000人が拘束、避難民は約230万人にのぼる。現在も増加の一途をたどっている。
監督・脚本・撮影:コ・パウ プロデューサー:アウンミンナイン
編集:ドーナマウン メムテッウィン コ・ピョー 音楽 :コ・パウ コ・ピョー
歌手:ミンモゴン コ・パウ 英題:RAYS OF HOPE 日本語字幕:ミャンマーの皆さん
協力:北角裕樹 配給・宣伝: 太秦 ©Thaw Win Kyar Phyu Production
[ 2023年│ミャンマー│101分│16:9│ステレオ│ミャンマー語 ]
ワンコイン特別上映500円
天上の花
柏崎ロケ作品
10月11日(金)15:25 上映

天上の花

解説 ゲスト:寺脇 研(プロデューサー) (17:55~)
萩原朔太郎を師と仰ぐ三好達治は、朔太郎の美貌の末妹・慶子と結ばれることを望むが、貧乏書生と侮られ拒絶される。しかし、十数年後、慶子が夫と死別すると、三好は妻子と離縁して、慶子と結婚。時は太平洋戦争の真っ只中、身を隠すように越前三国にひっそりと新居を構えた二人には、雪深い冬の過酷な生活が待ち受けていた。三好は純粋な文学的志向と潔癖な人生観の持ち主であり、奔放な慶子に対する一途な愛と憎しみが、いつの日か激情とともに制御できなくなってゆく。柏崎ロケ作品。
原作 :萩原葉子「天上の花 -三好達治抄-」 脚本:五藤さや香 荒井晴彦
監督:片嶋一貴 プロデューサー: 寺脇研 小林三四郎
出演:東出昌大 入山法子 浦沢直樹 萩原朔美 林家たこ蔵 鎌滝恵利 関谷奈津美 有森也実 吹越満
製作プロダクション:ドッグシュガー 配給宣伝:太秦 文化庁「ARTS for the future !」補助対象事業
©2022「天上の花」製作運動体
[ 2022年│カラー│ビスタサイズ│5.1ch│125分│PG12 ]
流麻溝十五号
台湾の秘められた歴史 
オープニング上映
10月11日(金)15:25 上映

流麻溝十五号
(台湾)

解説:小林三四郎 (20:22~)
1949年に中国での共産党との戦いに敗れた蒋介石とともに台湾にやってきた台湾国民政府による、恐怖政治下で戒厳令が敷かれていた時代「白色テロ」。台湾南東岸に位置する面積約16平方キロの自然豊かな島・緑島。第二次大戦後、この島には30年以上もの間、政治犯収容を目的とした教育施設と監獄が置かれていた。思想改造と再教育を目的とした「新生訓導処」は1951年から1970年まで設置され、収監された人々は名前でなく番号で管理されていた。映画のタイトルとなった「流麻溝十五號」とは身分も年齢も違う女性たちが収容されていた住所である。映画の舞台は1953年、台湾・緑島。高校生や活動家、アートダンサーなど史実を基に実在した幾人の命を3人の女性に吹き込んだ。家族、生活さらには名前すらも奪われつつも信念を曲げず、真の自由が訪れることを切望した女性たちの物語。また、歴史の中でも「白色テロ」に関する若者の関心はものすごく高く、公開からわずか10日余りで観客動員数は約20万人に上った。民主化の道を歩み始めて30年——。台湾初の女性政治犯を扱った映画である。
監督:周美玲(ゼロ・チョウ) 原作:曹欽榮(ツァオ・シンロン)
出演:余佩真(ユー・ペイチェン) 連俞涵(リエン・ユーハン) 徐麗雯(シュー・リーウェン) 徐韜(シュー・タオ) 莊岳(ジャン・ユエ)
脚本:周美玲 吳旻炫(ウー・ミンシュアン 製作総指揮: 姚文智(ヤオ・ウェンチー)
製作:張永昌(チャン・ヨンチャン) 主題歌:曹雅雯(ツァオ・ヤーウェン)  日本語字幕 :青井哲人+亭菲
協力:湠臺灣電影公司 監修協力:江口洋子 後援:台北駐日経済文化代表処 台湾文化センター
配給:太秦  © thuànn Taiwan Film Corporation
[ 2022年│112分│台湾│DCP│ 5.1ch ]

〈 出品・受賞歴 〉 第59回 台北金馬奨 オリジナル映画音楽優秀賞 受賞  第52回 ロッテルダム国際映画祭
第24回 全州国際映画祭  第25回 ウーディネ・ファーイースト映画祭
つゆのあとさき
有望な新進監督
新潟プレミア上映
10月12日(土)
10:40 開 場/11:00 上 映

つゆのあとさき

ゲスト:山嵜晋平監督 高橋ユキノ俳優 (12:45~)
永井荷風が1931年に発表した同名小説を原案とし、舞台をコロナ禍の渋谷に置き換え、パパ活をすることになった女性の青春と友情を描く。小説は昭和初期の銀座のカフェーを舞台に、自由奔放だが逞しく生きる女給の主人公と彼女と関係を持つことになる軽薄な男たちを描き、大文豪・谷崎潤一郎に「文学史上に我が昭和時代の東京を記念すべき世相史、風俗史とでも云ふべき作品」と激賞された名作であり、「昭和初期の銀座の風俗史」ともいえる作品だ。映画は、小説の持つ普遍性を踏襲しながら、時代をコロナ禍の渋谷に置き換えパパ活で自分たちのことを体目当てにしか考えていない男たちを相手に、奔放さと逞しさを持って生き抜ことする女性たちの生き様を描いていく。映画界から注目を集める山嵜晋平監督の野心作。
原案:永井荷風「つゆのあとさき」 監督:山嵜晋平
出演:高橋ユキノ 西野凪沙 吉田伶香 渋江譲二 守屋文雄 松㟢翔平 テイ龍進 前野朋哉 他
企画・プロデュース:佐藤友彦 プロデューサー:山田真史 脚本:中野太 鈴木理恵 山嵜晋平
音楽:田中拓 撮影:山村卓也 照明:津覇実人 録音:鈴木一貴 美術:三藤秀仁
制作:コギトワークス 配給:BBB 配給協力:インターフィルム 製作著作:BBB
©2024BBB [ 日本│カラー│ R-15│105分 ]
ジョン・レノン 失われた週末
「失われた週末」は
本当に「失われて」いたのか
10月12日(土)13:30上映

ジョン・レノン
失われた週末(米国)

解説〈予定〉 (15:04~)
ザ・ビートルズのファンには周知の事実ながら、本当の事情はよく知られていない、ジョン・レノンとオノ・ヨーコが別居していた「失われた週末」と呼ばれるプライベートな日々。その時期、ジョンはどこで、どんな生活を送っていたのか――。本作は、ジョンがヨーコの強い希望で、二人の個人秘書の中国系アメリカ人、メイ・パン過ごすことになった、1973年秋から75年初頭にかけての18カ月間を、メイ本人の証言によって描くドキュメンタリーである。ジョンはこの間、最初の妻シンシア・レノンとの長男ジュリアン・レノンと再会することができ、「失われた週末」という呼び名とは裏腹に、アルバム『マインド・ゲームス』(73)や、エルトン・ジョンをゲストに迎え、全米シングルチャート第1位を獲得した「真夜中を突っ走れ」を含む『心の壁、愛の橋』(74)ら名盤を創作。デヴィッド・ボウイやハリー・ニルソン、ミック・ジャガー、リンゴ・スターらとのコラボレーションや、ポール・マッカートニーとの久々の再会など、ビートルズ解散以降のソロキャリアのなかで最も多作で、商業的にも成功した時期を過ごした。メイが若き日の自分とジョンとの忘れ難い日々を回想し、彼女の目で見た素顔のジョン・レノンが生き生きと蘇る。
監督:イヴ・ブランドスタイン リチャード・カウフマン スチュアート・サミュエルズ
出演:メイ・パン ジョン・レノン ジュリアン・レノン ポール・マッカートニー デヴィッド・ボウイ エルトン・ジョン
原題:The Lost Weekend:A Love Story 字幕 :松浦美奈 字幕監修:藤本国彦
配給:ミモザフィルムズ © 2021 Lost Weekend, LLC All Rights Reserved
[ 2022年│アメリカ│英語│94分│カラー│ 1.85:1│5.1ch ]

〈 出品・受賞歴 〉 トライベッカ映画祭2022
風よ あらしよ 劇場版
太陽より高く
言葉を超えて 自由に
10月12日(土)15:35上映

風よ あらしよ 劇場版

解説 :柳川強監督〈予定〉 (17:42~)
関東大震災後の混乱のさなか、ひとりの女性が憲兵に虐殺された。女性解放運動家の伊藤野枝。平塚らいてうの「元始、女性は太陽であった」という言葉に感銘を受け、バイタリティ溢れる情熱で「青鞜社」に参加すると、ジェンダー格差や貧困などの社会矛盾に異議を申し立てていく。伊藤野枝を演じたのは吉高由里子。また平塚らいてうを松下奈緒、野枝の第一の夫、ダダイスト・辻潤を稲垣吾郎が、また後のパートナーとなる無政府主義者・大杉栄を永山瑛太が演じる。吉川英治文学賞を受賞した村山由佳の評伝小説を原作に、向田邦子賞受賞の矢島弘一が脚本を音楽は梶浦由記が担当、劇場版の為にエンディングテーマを新たに作曲した。本作の演出を務めた柳川強は「赤毛のアン」の翻訳者・村岡花子の波乱万丈の人生を描いたNHK朝の連続ドラマ小説「花子とアン」のディレクターも務めている。
原作:村山由佳『風よ あらしよ』(集英社文庫刊) 監督:柳川 強
出演:吉高由里子 永山瑛太 松下奈緒 音尾琢真 石橋蓮司 稲垣吾郎
脚本:矢島弘一 音楽:梶浦由記 プロデューサー:岡本幸江 製作・配給:太秦
映像提供:NHK ©風よ あらしよ 2024 
[ 2023年│127分│DCP│1:1.86│日本 ]
孤独な楽園
生きることは、罪なのか―。
存在の原罪を問う。
10月12日(土)18:30上映

孤独な楽園

解説 :片嶋一貴監督 (20:10~)
母親に捨てられた少女・須佐あやめを演じるのは、映画初出演にして初主演を射止めた大坪あきほ。苦悩する人気小説家・津島耀役に青柳翔(劇団 EXILE)。キリスト教信者で心優しいあやめの父に忍成修吾、津島を支える女性編集者に三戸なつめ、そして骨董屋を経営するあやめの伯母に有森也実、実力派の俳優陣が集結した。監督は、『アジアの純真』(11)、『たとえば檸檬』(12)、『いぬむこいり』(17)、柏崎ロケ作品『天上の花』(21)など、エッジの効いた作品で話題の片嶋一貴。『たとえば檸檬』で脚本に携わった吉川次郎と、今作で久々にタッグを組み、人間が抱える孤独とその存在の哀しみを炙り出し、不変的なテーマである「人間の原罪」に果敢に挑んだ作品である。
監督:片嶋一貴 エグゼクティブ・プロデューサー:金延宏明 プロデューサー:金延宏明 兼田仁
出演:大坪あきほ 青柳翔 忍成修吾 三戸なつめ 関谷奈津美 林家たこ蔵 高川裕也 仲野茂 鈴木慶一 有森也実
脚本:吉川次郎 撮影:渡邉寿岳 照明:堀口健 録音・整音:臼井勝 美術:佐々木記貴
音楽:NUMAN co.ltd 特別協力:守永一彦 倉敷市 製作:ノブ・ピクチャーズ
製作プロダクション : ドッグシュガー 配給 : ベストブレーン ©2023 nobu pictures
[ 2023年│カラー│ビスタサイズ│5.1ch│100分 ]
福田村事件
昨年に続き、
アンコール上映
10月13日(日)
10:40 開場/11:00 上映

福田村事件

解説 :佐伯俊道 脚本  片嶋一貴 プロデューサー  他 (13:17~)
1923年9月1日11時58分、関東大地震が発生した。そのわずか6日後の9月6日のこと。千葉県東葛飾郡福田村に住む自警団を含む100人以上の村人たちにより、利根川沿いで香川から訪れた薬売りの行商団15人の内、幼児や妊婦を含む9人が殺された。行商団は、讃岐弁で話していたことで朝鮮人と疑われ殺害されたのだ。逮捕されたのは自警団員8人。逮捕者は実刑になったものの、大正天皇の死去に関連する恩赦ですぐに釈放された…。これが100年の間、歴史の闇に葬られていた『福田村事件』だ。関東大震災から100年の今年の9月1日に公開され、大きな話題を呼び、日本アカデミー賞ではインデペンデントの作品ながら3部門で優秀賞を獲得する快挙を達成した。
監督:森達也 脚本:佐伯俊道 井上淳一 荒井晴彦 企画:荒井晴彦 統括プロデュ―サー:小林三四郎
出演:井浦新 田中麗奈 永山瑛太 東出昌大 コムアイ 木竜麻生 ピエール瀧 水道橋博士 豊原功補 柄本明
音楽:鈴木慶一 企画協力:辻野弥生 中川五郎 若林正浩  特別協力:真宗教団連合 集英社
配給:太秦  製作プロダクション:ドッグシュガー ©「福田村事件」プロジェクト2023 PG12
【2023年|日本|DCP|5.1ch|137分】

<出品・受賞歴>
釜山国際映画祭2023 ニューカレンツ賞受賞
日本アカデミー賞【作品・監督・脚本】3部門受賞
日本映画プロフェッショナル大賞 特別賞 
ニッポンコネクション 観客賞
遠いところ
10月13日(日)14:05 上映

遠いところ

ゲスト :工藤将亮 監督〈予定〉 (17:13~)
近年 “社会的に過酷な立場に置かれた女性の姿”を描いた作品が高い評価を得ている。 本作の舞台となる沖縄では、一人当たりの県民所得が全国で最下位。子ども(17歳以下)の相対的貧困率は28.9%であり、非正規労働者の割合や、ひとり親世帯(母子・父子世帯)の比率でも全国1位(2022年5月公表「沖縄子ども調査」)。さらに、若年層(19歳以下)の出産率でも全国1位となっているように、窮状は若年層に及んでいる。『遠いところ』は、そんな沖縄市のコザを舞台に、幼い息子と夫との3人暮らしをする17歳のアオイ(花瀬琴音)が、社会の過酷な現実に直面する姿を描き、全編沖縄ロケにこだわって撮影された。本作の監督は長編デビュー作『アイム・クレイジー』(19)で、第22回富川国際ファンタスティック映画祭NETPAC賞(最優秀アジア映画賞)に輝いた工藤将亮。長編映画3作目の『遠いところ』は、第56回カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭で最高賞を競うコンペティション部門に日本映画として10年ぶりに正式出品された。
監督・脚本:工藤将亮 エグゼクティブプロデューサー:古賀俊輔 プロデューサー:キタガワユウキ
出演:石田夢実、佐久間祥朗、長谷川月起 松岡依都美 小倉綾乃、NENE、奥平紫乃 宇野祥平、池田成志、吉田妙子
撮影:杉村高之 照明:野村直樹 音楽:茂野雅道 美術:小林蘭 共同脚本:鈴木茉美
特機:菊地永純 主題歌:“Thanks” Performed by 唾奇製作:Allen、ザフール 国内配給:ラビットハウス
©2022「遠いところ」フィルムパートナーズ
[ 2022年│日本│カラー│ヨーロピアンビスタ│5.1ch│128分 ]

〈 出品・受賞歴 〉
第56回カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭 第23回東京フィルメック コンペティション部門 観客賞
第53回インド国際映画祭 第44回カイロ国際映画祭 ヨハネスブルク映画祭
枯れ葉
クロージング上映
10月13日(日)18:00 上映

枯れ葉
(フィンランド)

解説 並びに 閉会の挨拶 :小林三四郎 (19:21~)
フィンランドの名匠アキ・カウリスマキが5年ぶりにメガホンをとり、孤独を抱えながら生きる男女が、かけがえのないパートナーを見つけようとする姿を描いたラブストーリー。カウリスマキ監督による「パラダイスの夕暮れ」「真夜中の虹」「マッチ工場の少女」の労働者3部作に連なる4作目で、厳しい生活の中でも生きる喜びと誇りを失わずにいる労働者たちの日常をまっすぐに映し出す。フィンランドの首都ヘルシンキ。理不尽な理由で失業したアンサと、酒に溺れながらも工事現場で働くホラッパは、カラオケバーで出会い、互いの名前も知らないままひかれ合う。しかし不運な偶然と過酷な現実が、2人をささやかな幸福から遠ざけてしまう。「TOVE/トーベ」のアルマ・ポウスティがアンサ、「アンノウン・ソルジャー 英雄なき戦場」のユッシ・バァタネンがホラッパを演じ、「街のあかり」のヤンネ・フーティアイネン、「希望のかなた」のヌップ・コイブが共演。
監督・脚本:アキ・カウリスマキ 撮影:ティモ・サルミネン
出演:アルマ・ポウスティ『TOVE/トーベ』 ユッシ・ヴァタネン『アンノウン・ソルジャー 英雄なき戦場』 ヤンネ・フーティアイネン ヌップ・コイヴ
原題:『KUOLLEET LEHDET』 英題:『FALLEN LEAVES』  配給:ユーロスペース
提供: ユーロスペース、キングレコード 後援:フィンランド大使館 ©SPUTNIK OY 2023
[ 2023年│フィンランド・ドイツ│81分│1.85:1│ドルビー・デジタル5.1ch│DCP ]

〈 出品・受賞歴 〉
第76回カンヌ国際映画祭審査員賞受賞
2023 年国際批評家連盟賞年間グランプリ
第96回アカデミー賞国際長篇映画賞部門フィンランド代表 他
第81回ゴールデン・グローブ賞非英語映画賞、主演女優賞ノミネート

ゲスト

  • 北角裕樹

    北角裕樹 (ジャーナリスト)

    10月11日(金) 13:00『夜明けへの道』上映後トークイベント

    ジャーナリスト、一般社団法人Docu Athan(ドキュ・アッタン)代表理事。日本経済新聞記者や大阪市の公立中学の民間人校長を経て、2014年にミャンマー・ヤンゴンに拠点を移す。2021年のクーデター発生後、2回にわたり不当に拘束され、約1か月間インセイン刑務所に収監される。解放・帰国後もミャンマー情勢について情報発信している。コ・パウとはクーデター前からの友人で、『夜明けへの道』の日本公開を支援している。

  • 寺脇 研

    寺脇 研 (映画評論家)

    10月11日(金) 13:00『天上の花』上映後トークイベント

    1952 年福岡市生まれ。元文部官僚。京都芸術大学客員教授。映画評論家。映画プロデューサー。高校時代から映画評論を執筆し、75年から映画評論家として活動。一方、同年文部省(当時)に入省し、官僚時代は「ゆとり教育」の旗ふり 役として「ミスター文部省」と呼ばれた。退官後も民間の立場から教育や社会に関する発言や著作を続けている。著書多数。映画プロデューサーとしては、『戦争と一人の女』(13/井上淳一)を皮切りに『バット・オンリー・ラヴ』(16/佐野和宏)、『子どもたちをよろしく』(20/隅田靖)、『なん・なんだ』(22/山嵜晋平)、『二人静か』(23/坂本礼)を製作している。

  • 片嶋一貴

    片嶋一貴 (映画監督)

    10月12日(土) 18:30『孤独な楽園』上映後トークイベント / 10月13日(日) 11:00『福田村事件』上映後トークイベント 

    映画監督。プロデューサー。株式会社ドッグシュガー代表。若松孝二監督作品『我に撃つ用意あり』で若松プロに参加。95年『クレィジー・コップ 捜査はせん!』で監督デビュー。翌年からプロデューサーとして仕事のフィールドを広げ、サブ監督『ポストマン・ブルース』鈴木清順監督『ピストルオペラ』『オペレッタ狸御殿』など個性的な作品にかかわる。11年の監督作『アジアの純真』では、その過激なテーマからロッテルダム映画祭など海外映画祭で物議をかもす一方、「白黒の奇跡」と評される。17年4時間超の長篇大作『いぬむこいり』を、19年初のドキュメンタリー作品『M/村西とおる狂熱の日々』を、22年文芸映画『天上の花』を監督。エッジの効いた映画づくりを続けている。他のプロデュース作品に『戦争と一人の女』(12)『子どもたちをよろしく』(20)『zk/頭脳警察50未来への鼓動』(20)『GOLDFISH』(23)『福田村事件』(23)などがある。

  • 大坪あきほ

    大坪あきほ (俳優)

    10月12日(土) 18:30『孤独な楽園』上映後トークイベント

    1993年11月9日生まれ、神奈川県出身。子役を経て、2011年グラビアJAPAN「週刊プレイボーイ」準ミス受賞。その後はテレビや映画、舞台、CMなど幅広く活躍。主な出演作は、日本テレビ『news every.「every.特集」』、テレビ朝日『警視庁・捜査一課長 season5』、フジテレビ『民衆の敵~世の中、おかしくないですか!?~』、映画『日本で一番小さな県の一番小さな町で』ラジオドラマ『オレンジ色は僕らの夢』など他多数。趣味・特技は、、純喫茶巡り、飼っている猫と遊ぶこと。

  • 関谷奈津美

    関谷奈津美 (俳優)

    10月12日(土) 18:30『孤独な楽園』上映後トークイベント

    1991年8月2日生まれ。愛知県出身。NHKプレミアムドラマ「山女日記3」第4話・メインゲスト野上結衣役に起用され俳優デビュー。その他の出演作に EX「相棒season20」第15話メインゲスト桜田美月/梅田真知役、映画「天上の花」佐藤智恵子役、映画「孤独な楽園」多田由紀子役、AmazonPrimeオリジナル「沈黙の艦隊」大谷みづき役、Huluオリジナル映画「ゼロの音」小平椿役などがある。

  • 山嵜晋平

    山嵜晋平 (映画監督)

    10月12日(土) 11:00『つゆのあとさき』上映後トークイベント

    1980年生まれ、奈良県出身。日本映画学校在学時に卒業制作「魚の味」監督。卒業後、(有)楽映舎にて制作部としてキャリアをスタート。『十三人の刺客』『一命』『藁の楯』『土竜の唄』など三池崇史監督のもとで鍛えられる。その他、『東京オアシス』『ヘヴンズ ストーリー』『アントキノイノチ』『繕い裁つ人』など多くの監督、プロダクション作品で活躍後、2015年からBSジャパンにてドラマを監督する。 長編映画初監督作である『ヴァンパイアナイト (映画)』が「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2017」正式出品。19年『テイクオーバーゾーン』が「第32回東京国際映画祭(2019年)」日本映画スプラッシュ部門に出品され主役の吉名莉瑠がジェムストーン賞を受賞。『DIVOC-12「YEN」』(21年公開・ソニー・ピクチャーズ)、『なん・なんだ』(2022年公開・太秦)等がある。 プロデュース作品『一月の声に歓びを刻め』(三島有紀子監督・東京テアトル)が24年2月公開。

  • 高橋ユキノ

    高橋ユキノ (俳優)

    10月12日(土) 11:00『つゆのあとさき』上映後トークイベント

    1998年生まれ、千葉県出身。舞台芸術学院在学時に芝居を勉強し、卒業後、2018年 劇団橙「妥協点P」のヒロイン宮竹役で本格的に女優として活動を始める。『つゆのあとさき』では200名を超えるオーディションの中から主役に抜擢された。主な出演作は、『遠吠え』ヒロイン(22/シェーク・モハメド・ハリス監督)、関西クィア映画祭で最優秀観客賞を受賞した『私の愛を疑うな』主人公(23/浅田若奈監督)他。24年度前期朝ドラ「虎に翼」にも出演を果たしており、今後も待機作が多数の注目の若手俳優。

  • 柳川強

    柳川強 (映画監督)

    10月12日(土) 15:35『風よあらしよ』上映後トークイベント ※予定

    1988年NHK入局。過去の主な演出作品に、戦争関連ドラマ『鬼太郎が見た玉砕~水木しげるの戦争~』(07年 放送文化基金賞本賞、ギャラクシー賞優秀賞、文化庁芸術祭テレビドラマ部門優秀賞)『最後の戦犯』(08年 芸術選奨文部科学大臣新人賞) 連続テレビ小説『花子とアン』(14)特集ドラマ『永遠の二シパ』(19)『流行感冒』(21)土曜ドラマ『やさしい猫』(23)映画作品として『返還交渉人~いつか沖縄を取り戻す~』(18)など

  • 佐伯俊道

    佐伯俊道 (脚本家)

    10月13日(日) 11:00『福田村事件』上映後トークイベント 

    1949年東京都文京区生まれ学習院大学文学部哲学科中退。1971年に東京ムービー(現トムス・エンタテイメント)に入社し、演出助手としてアニメ制作に携わる。1972年に東映東京撮影所と契約。演出部に所属。その後、東映東京撮影所契約者労働組合(東契労)の書記長、委員長に就任し、組合の専従となる。助監督として内藤誠、野田幸男、石井輝男、鈴木則文らに師事。1982年フリーとなり脚本家に転身し、主に日活ロマンポルノ、テレビドラマなどを手掛ける。主な映画作品――『連続殺人鬼 冷血』『夕ぐれ族』『悪魔の部屋』『夜の哀しみ』『でべそ』『スクールウォーズ HERO』などテレビ作品として『白旗の少女』『美空ひばり物語』『実録小野田少尉 遅すぎた帰還』『象のいない動物園』など。

  • 工藤将亮

    工藤将亮 (映画監督)

    10月13日(日) 14:05『遠いところ』上映後トークイベント ※予定 

    1983年10月31日生まれ。京都府出身。 森田芳光監督、石井岳龍監督、犬童一心監督、行定勲監督、山崎貴監督ら現代の日本映画界を代表する名監督達の右腕として、時代劇からSFファンタジーまで幅広いジャンルで研鑽を積む。初長編監督作「アイム・クレイジー」がインディーズ作品ながら、第22回富川国際ファンタスティック映画祭にてNETPAC賞(最優秀アジア映画賞)を受賞する。コロナ禍でのステイホーム出来ない若者を描いた長編2作品目「未曾有」(21)がタリンブラックナイト国際映画祭Rebels with A Cause部門で正式上映され、本年の富川国際ファンタスティック映画祭でも再び公式招待を受けている。本作が長編第3作目となる。

  • 小林三四郎

    小林三四郎 (プロデュ―サー)

    10月11日(金) 18:30『流麻溝十五号』上映後トークイベント / 10月13日(日) 18:00『枯れ葉』上映後トークイベント 

    1958年、新潟県柏崎市生まれ。1980年に竹内銃一郎が主宰する劇団「秘宝零番館」に入団。中心俳優として活躍する。数多くのプロデュース演劇、映画に出演。2006年に映画製作・配給の太秦株式会社の設立に参加し代表となる。以後、精力的に国内外劇映画、ドキュメンタリー作品を製作、配給している。近年の公開作品として『軍中楽園』(台湾)、『金子文子と朴烈』(韓国)、『子どもたちをよろしく』、『わたしは分断を許さない』、『ちむぐりさ 菜の花の沖縄日記』、『zk/頭脳警察50未来への鼓動』『東京裁判4Kデジタルリマスター版』、『アイヌモシリ』、『狼を探して』(韓国)、『デニス・ホー ビカミング・ザ・ソング』(米)、『サンマデモクラシー』、『グンダーマン 優しき裏切り者の歌』(ドイツ)、『REVOLUTION+1』、『時代革命』(香港)など、社会的な題材をもとにした作品を多数世に出している。

新たなゲストが決まり次第、公式サイト、SNSで発表します

会場

柏崎市産業文化会館

新潟県柏崎市駅前2-2-45

チケット情報

チケット販売場所

  • 一般

    1回券
    前売 ¥1,000
    当日・前売
    一般・シニア共通

  • 大学専門学生・中高生

    1回券
    ¥500
    当日・前売共通

  • 1日券/3日通し券

    1日券 ¥2,500 【一般・シニア】
    3日通し券 ¥5,000 【一般・シニア】

    ご希望の方は、メールにてお申し込みください。
    来場当日にパスカードをお渡しいたします。

    問合せ先 info@uzumasa-film.com