1939年生まれ。日本大学芸術学部映画学科在学中に自主制作した『鎖陰』で一躍脚光を浴びる。大学中退後、若松孝二の独立プロダクションに加わり、性と革命を主題にした前衛的なピンク映画の脚本を量産する。監督としても1966年に『堕胎』で商業デビュー。1971年にカンヌ映画祭の帰路、故若松孝二監督とパレスチナへ渡り、パレスチナ解放人民戦線のゲリラ隊に加わり共闘しつつ、パレスチナゲリラの日常を描いた『赤軍-PFLP・世界戦争宣言』を撮影・製作。1974年重信房子率いる日本赤軍に合流、国際指名手配される。2000年3月刑期満了、身柄を日本へ強制送還。2007年、赤軍メンバーの岡本公三をモデルに描いた『幽閉者 テロリスト』で日本での創作活動を再開。そして2015年、監督復帰2作目がカフカの短編小説を基にした『断食芸人』で、光州美術館の柿落としに公開され、日本全国で上映された。また、第45回ロッテルダム国際映画祭のディープフォーカス部門に正式出品され、大きな反響を呼んだ。そして、今年の夏、安倍元首相が銃撃される事件を題材とした『REVOLUTION+1』を発表。家族の愛、宗教と政治の癒着など、多くの課題が一直線に展開されて行く問題作となった
1991年テレビ朝日入社。1992年政治部・経済部記者。2000年から「ニュースステーション」、「報道ステーション」ディレクターを経て同番組チーフプロデューサー。2015年に経済部長、報ステ特集「独ワイマール憲法の教訓」(2016年)でギャラクシー賞テレビ部門大賞、JCJ賞。テレメンタリー「史実を刻む~語り継ぐ“戦争と性暴力”」(2019年)でアメリカ国際フィルム・ビデオ祭銀賞。2019年放送ウーマン賞。2019年からビジネスプロデュース局イベント戦略担当部長を務める。
映画監督。プロデューサー。株式会社ドッグシュガー代表。若松孝二監督作品『我に撃つ用意あり』で若松プロに参加。95年『クレィジー・コップ 捜査はせん!』で監督デビュー。翌年からプロデューサーとして仕事のフィールドを広げ、サブ監督『ポストマン・ブルース』鈴木清順監督『ピストルオペラ』『オペレッタ狸御殿』など個性的な作品にかかわる。11年の監督作『アジアの純真』では、その過激なテーマからロッテルダム映画祭など海外映画祭で物議をかもす一方、「白黒の奇跡」と評される。17年4時間超の長篇大作『いぬむこいり』を、19年初のドキュメンタリー作品『M/村西とおる狂熱の日々』を、22年文芸映画『天上の花』を監督。エッジの効いた映画づくりを続けている。他のプロデュース作品に『戦争と一人の女』(12)『子どもたちをよろしく』(20)『zk/頭脳警察50未来への鼓動』(20)『GOLDFISH』(23)『福田村事件』(23)などがある。
1952 年福岡市生まれ。元文部官僚。京都芸術大学客員教授。映画評論家。映画プロデューサー。高校時代から映画評論を執筆し、75年から映画評論家として活動。一方、同年文部省(当時)に入省し、官僚時代は「ゆとり教育」の旗ふり 役として「ミスター文部省」と呼ばれた。退官後も民間の立場から教育や社会に関する発言や著作を続けている。著書多数。映画プロデューサーとしては、『戦争と一人の女』(13/井上淳一)を皮切りに『バット・オンリー・ラヴ』(16/佐野和宏)、『子どもたちをよろしく』(20/隅田靖)、『なん・なんだ』(22/山嵜晋平)、『二人静か』(23/坂本礼)を製作している。
1958年、新潟県柏崎市生まれ。1980年に竹内銃一郎が主宰する劇団「秘宝零番館」に入団。中心俳優として活躍する。数多くのプロデュース演劇、映画に出演。2006年に映画製作・配給の太秦株式会社の設立に参加し代表となる。以後、精力的に国内外劇映画、ドキュメンタリー作品を製作、配給している。近年の公開作品として『軍中楽園』(台湾)、『金子文子と朴烈』(韓国)、『子どもたちをよろしく』、『わたしは分断を許さない』、『ちむぐりさ 菜の花の沖縄日記』、『zk/頭脳警察50未来への鼓動』『東京裁判4Kデジタルリマスター版』、『アイヌモシリ』、『狼を探して』(韓国)、『デニス・ホー ビカミング・ザ・ソング』(米)、『サンマデモクラシー』、『グンダーマン 優しき裏切り者の歌』(ドイツ)、『REVOLUTION+1』、『時代革命』(香港)など、社会的な題材をもとにした作品を多数世に出している。
1987年毎⽇放送⼊社。報道記者などを経て2015年からドキュメンタリー担当ディレクター。企画、担当した主な番組に、『映像ʼ15 なぜペンをとるのか〜沖縄の新聞記者たち』(2015年9⽉)で第59回⽇本ジャーナリスト会議(JCJ)賞、『映像ʼ17 沖縄 さまよう⽊霊〜基地反対運動の素顔〜』(2017年1 ⽉)で平成29 年⺠間放送連盟賞テレビ報道部⾨優秀賞、第37 回「地⽅の時代」映像祭優秀賞、第72回⽂化庁芸術祭優秀賞など。『映像ʼ17 教育と愛国〜教科書でいま何が起きているのか〜』(2017年7 ⽉)で第55 回ギャラクシー賞テレビ部⾨⼤賞、第38 回「地⽅の時代」映像祭優秀賞。『映像ʼ18 バッシング〜その発信源の背後に何が』で第39 回「地⽅の時代」映像祭優秀賞など。個⼈として「放送ウーマン賞2018」を受賞。著書に『教育と愛国〜誰が教室を窒息させるのか』(岩波書店,2019)、『何が記者を殺すのか ⼤阪発ドキュメンタリーの現場から』(集英社新書,2022)。
1949年大阪生まれ。60年代半ばからアメリカのフォーク・ソングの影響を受けて、曲を作ったり歌ったりし始め、68年に「受験生のブルース」や「主婦のブルース」を発表。70年代に入ってからは音楽に関する文章や歌詞の対訳、80年代には雑誌の編集、90年代に入ってからは小説の執筆やチャールズ・ブコウスキーの小説などさまざまな翻訳も手がけるようになった。現在は歌うことが活動の中心で、新しい歌を作り、日本各地でライブを行なっている。
最新アルバムは2017年の『どうぞ裸になって下さい』(コスモス・レコード)。2021年秋に日本のフォーク・ソングの歴史と絡めて自分の半世紀に及ぶ活動をまとめた本『ぼくが歌う場所』(平凡社)を出版した。
1949年東京都文京区生まれ学習院大学文学部哲学科中退。1971年に東京ムービー(現トムス・エンタテイメント)に入社し、演出助手としてアニメ制作に携わる。1972年に東映東京撮影所と契約。演出部に所属。その後、東映東京撮影所契約者労働組合(東契労)の書記長、委員長に就任し、組合の専従となる。助監督として内藤誠、野田幸男、石井輝男、鈴木則文らに師事。1982年フリーとなり脚本家に転身し、主に日活ロマンポルノ、テレビドラマなどを手掛ける。主な映画作品――『連続殺人鬼 冷血』『夕ぐれ族』『悪魔の部屋』『夜の哀しみ』『でべそ』『スクールウォーズ HERO』などテレビ作品として『白旗の少女』『美空ひばり物語』『実録小野田少尉 遅すぎた帰還』『象のいない動物園』など。
1回券
前売 ¥1,000
[当日 ¥1,300]
1日券
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[当日・前売共通]
1回券
前売 ¥800
[当日 ¥1,000]
1日券
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[当日・前売共通]