柏崎映画祭
海と星と空の柏崎映画祭実行委会を立ち上げました。
現在、実行委員、ボランティアスタッフを募集します。奮ってご参加ください。ご希望される方は、太秦株式会社までご連絡ください。
主催:海と星と空の柏崎映画祭実行員会準備室
後援:株式会社ドッグシュガー 太秦株式会社 本間正樹税理士事務所
映画祭顧問:寺脇研 広報担当:三木美毅
映写:長野映研
協力:キノフィルムズ アップリンク シンカ トランスフォーマー アニモプロデュース boid コピアポア・フィルム ミモザフィルムズ ナミキリズム Palabra 金泉寺 キノキネマ ユーロスペース シネ・ウインド 湯布院映画祭 函館港イルミナシオン映画祭

ごあいさつ

うまくいかないことに、
強くなる

映画のプロデューサーになってどれくらい経つのだろう。成りたての頃は、ひたすら勉強でした。遅くこの職業につくことになり、出遅れ感もあったので猶更です。私の場合、これは一般の人と同じと思いますが、プロデューサーの概念というか、何をする人かという問いに、自分なり答えを出したいと思ったからです。本を読み、また、集まりがあれば、誰彼かまわず「プロデューサーって何ですか?」って、まるでトリュフォー監督「アメリカの夜」のジャンピエール・レオのようでした。しかし、なかなか同業者は簡単に教えてくれないものです。呆れられながら、プロデューサーなんてなるもんじゃないよと、暗に言われたように思います。
暫く経ち、実家の庭の手入れをしてくれている通称<親方>に「会社を作りました」と告げると、「人を使い始めるとな、うまくいかないことに、強くなるんだよ」と励まされました。
これが、その当時もっとも頼りにした言葉でした。
「うまくいかないことに、強くなる」言葉を変えれば「うまくいかないことが、自分に何かを教えてくれる」と言ってもいいかもしれません。
希望通り、イメージ通りに物事は進まないものです。それは柏崎映画祭も同様です。
プレ開催を含めて、4回目を迎える今年、まだまだうまくいないこと、手つかずのものが沢山残っています。
実行委員会に参加してくれたスタッフの皆さんと一緒に、うまくいかないことに悔しがり、時にはうまくいかないことを楽しみ、柏崎を映画の街にしてゆきたいと思っています。
是非、映画祭の三日間、柏崎市産業文化会館にお越しいただき、映画をお楽しみください。

小林三四郎
(海と星と空の柏崎映画祭実行委員長)
小林三四郎
柏崎は〈映画の街〉

柏崎に伺うのは、今度で何回目になるだろうか。たぶん10回は超えているはずだ。すぐには全部を思い出せないから、「数え切れないほど」と言っていい。
で、それらの全てが、映画に関係している。『天上の花』の撮影に始まり、柏崎市文化会館アルフォーレでの完成披露試写会、柏崎映画祭の準備のための活動、プレ開催、第1回、第2回… まさに、わたしにとって柏崎は〈映画の街〉なのである。
さて、今年第3回を迎える映画祭だ。
もはや恒例となったワンコインシアターでの『天上の花』に続くオープニング上映は、『ゆきてかへらぬ』。わたしの2025年度日本映画ベストワンであり、キネマ旬報ベストテン個人賞では監督賞(今回のゲストとして登場もしてくれる根岸吉太郎)、脚本賞(田中陽造)、主演女優賞(広瀬すず)にも投票している。それほどに、あらゆる面で圧倒的な傑作と思うのだ。
でも、わが『天上の花』も、製作費は『ゆきてかへらぬ』の数十分の一(?)にもかかわらず、テーマでは向こうを張っている。大正から昭和にかけての中原中也、小林秀雄、戦中から戦後へかけての三好達治、萩原朔太郎。文学者たちの生き方と時代のうねりとが交錯する点を見比べてほしい。初日からして豊穣なプログラムになっているはずだ。
二日目以降も、鋭い問題提起の映画が目白押しだ。中で、わたしのセレクション作品『みんな笑え』は異色の人間喜劇である。戦争、原発などの社会問題を考えることは極めて大切だが、泣き笑いの感情に浸るのも映画の醍醐味ではなかろうか。
会場で皆さんと一緒に映画を観て、終了後語り合うのを今年も楽しみにしています。

寺脇研
(映画祭顧問、映画評論家)
寺脇研

タイムテーブル

10/23

15:30 恒例ワンコインシアター(500円)
天上の花(柏崎ロケ作品)
上映(125分)
ゲスト:片嶋一貴(監督)、寺脇研(プロデューサー)
18:20 開会の挨拶 & 新作製作発表
18:30 ゆきてかへらぬ
上映(128分)
ゲスト:根岸吉太郎(監督)

10/24

10:40 開場
11:00 プリピャチ
上映(100分)
13:20 億万長者の不都合な終末
上映(107分)
ゲスト:佐伯俊道(脚本家)
16:00 ネタニヤフ調書 汚職と戦争
上映(115分)
ゲスト:足立正生(監督)
18:40 火の華
上映(124分)
ゲスト:小島央大(監督)

10/25

10:40 開場
11:00 ボーイズ・ゴー・トゥ・ジュピター
上映(87分)
13:00 新凱旋門物語
上映(106分)
解説:小林三四郎
15:20 みんな笑え
上映(105分)
ゲスト:鈴木太一(監督)、野辺富三(出演)、寺脇研(映画評論家)
17:40 太陽の蓋
上映(90分)
ゲスト:橘民義(プロデューサー)
閉会の挨拶
プログラム・タイムテーブル・ゲスト等は都合により変更になり場合がございます。
お電話、ホームページにてお確かめください。

作品紹介

ゆきてかへらぬ
10月23日(金)18:30上映

ゆきてかへらぬ

ゲスト:根岸吉太郎(監督)
ロッテルダム国際映画祭2025 ビッグスクリーンコンペティション部門
京都。まだ芽の出ない女優、長谷川泰子は、まだ学生だった中原中也と出逢った。20歳の泰子と17歳の中也。ふたりは、互いに惹かれ、一緒に暮らしはじめる。価値観は違うが、相手を尊重できる気っ風のよさが共通していた。東京。泰子と中也が引っ越した家を、小林秀雄がふいに訪れる。中也の詩人としての才能を誰よりも知る男。そして、中也も批評の達人である小林に一目置かれることを誇りに思っていた。男たちの仲睦まじい様子を目の当たりにして、泰子は複雑な気持ちになる。しかし、泰子と出逢ってしまった小林もまた彼女の魅力に気づく。そうして、複雑でシンプルな関係がはじまる。重ならないベクトル、刹那のすれ違い。ひとりの女が、ふたりの男に愛されること。それはアーティストたちの青春でもあった。
監督:根岸吉太郎 脚本:田中陽造 出演:広瀬すず、木戸大聖、岡田将生、田中俊介、トータス松本、瀧内公美、草刈民代、カトウシンスケ、藤間爽子、柄本佑 【2025年/128分/日本】 配給:キノフィルムズ ©︎2025「ゆきてかへらぬ」製作委員会
天上の花
10月3日(金)15:30上映

天上の花

ゲスト:寺脇研(プロデューサー)、片嶋一貴(監督)
萩原朔太郎を師と仰ぐ三好達治は、朔太郎の美貌の末妹・慶子と結ばれることを望むが、貧乏書生と侮られ拒絶される。しかし、十数年後、三好は妻子と離縁して、慶子と結婚。時は太平洋戦争の真只中、身を隠すように越前三国にひっそりと新居を構えた二人には、雪深い冬の過酷な生活が待ち受けていた。4年連続上映。
原作:萩原葉子「天上の花―三好達治抄―」/脚本:五藤さや香 荒井晴彦/監督:片嶋一貴/プロデューサー:寺脇研 小林三四郎/出演:東出昌大 入山法子 有森也実 吹越満/製作プロダクション:ドッグシュガー/配給宣伝:太秦 文化庁「ARTS for the future !」補助対象事業 PG12  ©2022「天上の花」製作運動体 【2022年/カラー/ビスタサイズ/5.1ch/125分】
プリピャチ
10月24日(土)11:00上映

プリピャチ

原発特集
ミュンヘン国際ドキュメンタリー映画祭 グランプリ
チェルノブイリ原子力発電所から約4キロメートルに位置する街、プリピャチ。1986年の原発事故の後、原発の周辺30キロメートルが立入禁止区域「ゾーン」と呼ばれ、許可なく入ることができない「管理されたゴーストタウン」と化している。立入禁止区域は有刺鉄線で覆われたフェンスで区切られ、兵士が区域内に入るすべての人々をチェックし、区域内からいかなるものも持ち出すことは禁止されている。原発や関連施設で働く人々や、許可を得て帰還した人々など、プリピャチの立入禁止区域で生きる人々を、『いのちの食べかた』のニコラウス・ゲイハルター監督がナレーションや音楽を排し、モノクロの映像で記録していく。
監督・撮影:ニコラス・ゲイハルター 出演:オリガ・グリゴリエヴナ・ルドチェンコ、アンドレイ・アントノヴィチ・ルドチェンコ、ニコライ・ニコラエヴィチ・スヴォーロフ 【1999年/100分/オーストリア】 配給:アップリンク 原題:Pripyat
億万長者の不都合な終末
10月24日(土)13:20上映
喜劇映画の要諦とは

億万長者の不都合な終末

ゲスト:佐伯俊道(脚本家)
究極の階級社会を描いた『プラットフォーム』で、トロント国際映画祭「ミッドナイト・マッドネス部門」観客賞を皮切りに、シッチェス映画祭では最優秀作品賞、観客賞ほか計4部門で受賞。世界のジャンル系映画祭を席巻したガルデル・ガステル=ウルティア監督、待望の最新作。本作では『プラットフォーム』製作チームとパブロ・ラライン監督が率いるオスカー常連プロダクションがタッグを組み、強力な布陣のもと、ビリオネア、ミリオネアといった上流階級だけが感染する謎の奇病《リッチフルエンザ》が蔓延し、“歯が白く輝いた者から死に至る”という未曾有のパンデミックが世界を襲う。富が“成功の証”から“淘汰の印”へと変わるとき、 資本主義に支配された世界は音を立てて崩れ始める。
監督・脚本・製作:ガルデル・ガステル=ウルティア 共同脚本:ペドロ・リベロ、ダビド・デソーラ 製作:パブロ・ラライン、カルロス・フアレス 出演:メアリー・エリザベス・ウィンステッド、レイフ・スポール、ロレイン・ブラッコ、ジョナ・ハウアー=キング、ティモシー・スポール  【2024年/107分/スペイン・チリ・アメリカ】 提供:シンカ、TCエンタテインメント 配給:シンカ © 2023 RICH FLU A.I.E, NOSTROMO PICTURES S.L., BASQUE FILMS SERVICES S.L., MAMMA TEAM SONDER ENTERTAINMENT S.L. 原題:RICH FLU
ネタニヤフ調書 汚職と戦争
10月24日(土)16:00上映
紛争の震源地、イスラエルの現実

ネタニヤフ調書 汚職と戦争

第97回アカデミー賞長編ドキュメンタリー部門 ショートリスト選出作品
ゲスト:足立正生(監督)
終わりの見えないガザ・イスラエル紛争。この紛争のキーマンとされるのがカリスマ的なリーダーシップを持ちながらも、強硬的な政治姿勢で物議を醸すイスラエル首相ベンヤミン・ネタニヤフ。しかし、彼が在任中に刑事起訴された史上初のイスラエル首相であることを国外の多くの人々は知らない。2017年、彼の汚職捜査の過程で秘密裏に制作チームにリークされた未公開の警察尋問映像には、メディアや財界との贈答や利益供与の実態が記録されていた…。本作は、ネタニヤフ自らが公開中止を求めて訴訟を起こそうとしたことでも話題となった衝撃のドキュメンタリー映画だ。本国では上映禁止、親イスラエルの米国でも劇場公開されていないが、国際的な注目を集め、米国アカデミー賞ショートリストに選出されるなど大きな話題を呼んだ。
製作総指揮:アレックス・ギブニー(アカデミー賞®受賞(『「闇」へ』) 監督・製作:アレクシス・ブルーム 【2024年/115分/イスラエル・アメリカ】 配給:トランスフォーマー©2024 BNU PRODUCTIONS LLC ALL RIGHTS RESERVED. 原題:The Bibi Files
火の華
10月24日(土)18:40上映

火の華

新潟ロケ作品
ゲスト:小島央大(監督)
新潟県での撮影に拘った本作。2016年、実際に報道された自衛隊日報問題を題材に、元⾃衛官の壮絶な体験と交錯する花火師の世界を描いた完全オリジナルストーリー。登場する打ち上げ花火は、全て実写で撮影されている。監督は、長編デビュー作『JOINT』で新藤兼人賞銀賞に輝いた小島央大。企画・脚本・編集・音楽までを手がける。主人公の島田には、『JOINT』でも主演を務めた山本一賢。共同企画・脚本にも名を連ねる山本は、元自衛官の葛藤と再起を等身大で演じ、圧倒的な存在感を放つ。現代を直視する視点と、映画ならではの醍醐味が並走する渾身のフィルムを創り上げた。脇を固めるのは、島田を見守る昭子に柳ゆり菜、部隊で信頼を置かれていた伊藤隊長に松角洋平。そして、島田に花火の哲学を手引きする親方・与一役に伊武雅刀、寡黙な花火職人にダンカンらベテラン陣も出演し、花火師の世界を見事体現している。
監督・編集・音楽:小島央大 企画・脚本:小島央大、山本一賢 出演:山本一賢、柳ゆり菜、松角洋平、田中一平、原雄次郎、新岡潤、キム・チャンバ、ゆかわたかし、今村謙斗、山崎潤、遠藤祐美、YUTA KOGA、ダンカン / 伊武雅刀 主題歌:大貫妙子&坂本龍一「Flower」(commmons/Avex Music Creative Inc.) 【2024年/124分/日本】 製作・配給:アニモプロデュース © animoproduce Inc. All Rights Reserved.
ボーイズ・ゴー・トゥ・ジュピター
10月25日(日)11:00上映

ボーイズ・ゴー・トゥ・ジュピター

インディ・メンフィス映画祭 最優秀長編劇映画賞
イラストやゲームの分野で活躍してきた3Dアーティスト、ジュリアン・グランダーが自主制作で4年の歳月をかけ、長編初監督作として完成させたアニメーション作品。フロリダの郊外。高校を中退し、フードデリバリーで生計を立てる16歳の少年ビリー・5000は、この町から抜け出すため、5000ドルを稼ぐことを目標に奔走している。ある時、ジュース業界の女王ドクター・ドルフィン率いる「ドルフィン果樹園」に配達で訪れた彼は、そこで果樹園の内部崩壊を企む少女ローズバットや、奇妙なエイリアンと遭遇する。それをきっかけにビリー・5000は、愛や友情、そして何よりも大切なお金についての難しい選択を迫られる。
監督・脚本・製作・音楽:ジュリアン・グランダー 出演:ジャック・コルベット、タヴィ・ジェヴィンソン、グレース・クレーンシュミット、エルシー・フィッシャーほか 【2025年/87分/アメリカ】 提供:キングレコード 配給:boid、コピアポア・フィルム © Glanderco, LLC.原題:BOYS GO TO JUPITER
新凱旋門物語
10月25日(日)13:00上映

新凱旋門物語

第78回 カンヌ国際映画祭「ある視点」部門出品
1983年、パリ。ミッテラン大統領はフランス革命200周年を祝う新モニュメントの建設を構想していた。国際設計コンペで選ばれたのは、無名のデンマーク人建築家ヨハン・オットー・フォン・スプレッケルセン。イタリア・カッラーラ産の大理石によるキューブ状のアーチと、そのふもとに雲のような屋根が浮かぶ大胆なプランは、大統領の心を射止め、彼を一夜にして時の人にした。しかし、完璧を追い求める彼の前には、予算や政治的圧力、周囲の思惑が立ちはだかる。理想を貫くか、現実に折り合いをつけるか。巨大プロジェクトの渦中で、一人の建築家が下す“ある決断”とは─。
監督・脚本:ステファン・ドゥムースティエ 出演:クレス・バング、スワン・アルロー、グザヴィエ・ドラン 原作:「新凱旋門物語 ラ・グランダルシュ」 ロランス・コセ著 北代美和子訳(草思社) 【2025年/106分/フランス・デンマーク】 配給:ミモザフィルムズ ©2025 AGAT FILMS, LE PACTE 原題:L'Inconnu de la Grande Arche
みんな笑え
10月25日(日)15:20上映

みんな笑え

ゲスト:鈴木太一(監督)、野辺富三(出演)、寺脇研(映画評論家)
うだつのあがらない落ちぶれた五十路の落語家の、ほろ苦い生きざまを描いたドラマ。監督は「くそガキの告白」「生きててよかった」の鈴木太一。50歳になっても人気も人望も野心もなく、恋人もずっといない、世間から見れば落ちぶれた落語家の太紋。師匠である父は、認知症によって引退し、家に帰れば父を介護する毎日を送っている。そんなある日、太紋は売れない若手漫才師・希子と出会う。希子との出会いから、太紋は自分の人生を見つめ直していく。蜷川幸雄演出の舞台などで活躍した個性派俳優・野辺富三が主人公・太紋役を務め、「凪の憂鬱」の辻凪子が希子役、渡辺哲が師匠でもある父親役をそれぞれ演じた。そのほか、片岡礼子、今野浩喜らが脇を固める。
監督:鈴木太一 出演:野辺富三、辻凪子、片岡礼子、渡辺哲、今野浩喜、今川宇宙、杉本凌士、和田光沙 【2025年/105分/日本】 配給:ナミキリズム ©︎2024映画「みんな笑え」製作委員会
太陽の蓋
10月25日(日)18:00上映

太陽の蓋

原発特集
ゲスト:橘民義(プロデューサー)
2011年3月11日、福島第一原発事故。日本が未曾有の危機に直面した最初の5日間、官邸と東電はどのようにもがいたか、そして福島の人たちは。数多くの資料と当事者への取材をもとに、当時の閣僚を実名で登場させ、リアルに描いた映画『太陽の蓋』。あの日、私たちはどれほど危機の瀬戸際にいたのか――。今なお続くその危機の中にいる現実。15年後の今だから わかる真実がある。日本のみならず世界10か国で上映。フランスでは180館で公開。第40回モントリオール世界映画祭「Focus On World Cinema」部門・正式招待作品。日本シナリオ作家協会・2016年鑑代表シナリオ選出。今回上映されるヴァージョンは、90分に再編集されたもので、第10回リオデジャネイロ国際ウラン映画祭2021「HONORABLE MENTION」を受賞。
製作:橘民義 監督:佐藤太 出演:北村有起哉、袴田吉彦、中村ゆり、郭智博、大西信満、神尾佑、青山草太、菅原大吉、三田村邦彦 音楽:ミッキー吉野 撮影:小宮由紀夫 編集:小林由加子 制作会社:アイコニック 【再編集版2021年/90分/日本】 配給:Palabra ©「太陽の蓋」プロジェクト/Tachibana Tamiyoshi

ゲスト

  • 寺脇 研

    寺脇 研 (映画評論家)

    10月23日(金)15:30上映『天上の花』上映後トーク/10月25日(日)15:20上映『みんな笑え』上映後トーク

    1952年、福岡市生まれ。高校時代から映画評論を書きキネマ旬報へ投稿。当時の白井佳夫編集長に鍛えられ、東京大学法学部卒業と同時に映画評論家デビューした。著書に『映画を追いかけて』88、『映画をみつめて』89、『映画に恋して』90、『韓国映画ベスト100』07、『ロマンポルノの時代』12、『昭和アイドル映画の時代』20。一方で75年~06年の31年余り文部科学省に勤務し、02年~06年の文化庁文化部長在職時は河合隼雄文化庁長官の下で日韓文化交流を急速に進展させた。退職後、京都造形芸術大学(現・京都芸術大学)映画学科、日本大学芸術学部大学院映画研究科等で教職に従事するうち、映画製作にも携わるようになる。映画プロデューサーとしては、『戦争と一人の女』(13井上淳一)、『バット・オンリー・ラヴ』(16佐野和宏)、『子どもたちをよろしく』(20隅田靖)、『なん・なんだ』(22山嵜晋平)、『天上の花』(22片嶋一貴)、『二人静か』(23坂本礼)を自主製作している。

  • 片嶋 一貴<

    片嶋 一貴 (監督)

    10月23日(金)15:30上映『天上の花』上映後トーク

    早稲田大学政経学部卒。『クレィジー・コップ 捜査はせん!』(95)で監督デビュー。翌年よりプロデューサーとして仕事のフィールドを広げ、SABU監督『ポストマン・ブルース』(97)、鈴木清順監督『ピストルオペラ』(01)、『オペレッタ狸御殿』(05)など個性的な作品にかかわる。監督3作目のブラックコメディ『小森生活向上クラブ』(08)で独自のスタイルを得て新境地を開拓。つづく『アジアの純真』(11)では、その過激なテーマからロッテルダム映画祭など海外映画祭で物議をかもす一方、「白黒の奇跡」と評される。4時間超の長篇大作『いぬむこいり』(17/ プチョン国際ファンタスティック映画祭2019『SPECIAL MENTION』特別言及賞) 、初のドキュメンタリー作品『M/村西とおる狂熱の日々』(19)、文芸映画『天上の花』(22)などを監督。エッジの効いた映画づくりを続けている。他のプロデュース作品に『戦争と一人の女』(12)、『子どもたちをよろしく』(20)、『zk/頭脳警察50未来への鼓動』(20)、「GOLDFISH」』(23)、『福田村事件』(23/ 2024年エランドール賞プロデューサー奨励賞 )『青春ジャック』(24)などがある

  • 小林 三四郎

    小林 三四郎 (プロデュ―サー)

    10月25日(日)13:00上映『新凱旋門物語』上映後トーク

    1958年、新潟県柏崎市生まれ。大学在学中より演劇に関わり、数多くのプロデュース演劇、映画に出演。2006年に映画製作・配給の太秦株式会社の設立に参加し代表となる。近年の公開作品として『金子文子と朴烈』(19/韓国)、『子どもたちをよろしく』(20)、『狼を探して』(21/韓国)、『デニス・ホー ビカミング・ザ・ソング』(21/米)など。(21)『なん・なんだ』、『牛久』、『私だけ聴こえる』、『百年と希望』、『時代革命』(香港)など、自国で上映できないアジア各地の作品を配給しており、『Blue Island憂鬱之島』(香港)では、日本サイドのプロデューサーも務めている。『福田村事件』では、日本アカデミー賞(作品・脚本・監督)の3部門で受賞している。社会的な題材をもとにした作品を多数世に送り出し、現在、アジア各国の映画関係者と連携を図り、共同製作の企画が進行中である。

  • 佐伯 俊道

    佐伯 俊道 (脚本家)

    10月24日(土)13:20上映『億万長者の不都合な終末』上映後トーク

    東京都文京区生まれ。公務執行妨害罪で逮捕され学習院大学文学部哲学科中退。内ゲバに嫌気がさして学生運動を離れ、1971年に東京ムービーに入社し、長浜忠夫の下で演出助手として『新オバケのQ太郎』などアニメ制作に携わるが、文芸部への移籍を申し出るも空きがないために退社。ストリップ劇場のスタッフなどを経て、1972年に東映東京撮影所と契約。演出部に所属。その後、東映東京撮影所契約者労働組合の書記長、委員長に就任し、組合の専従となる。助監督としては内藤誠、野田幸男、石井輝男、鈴木則文、舛田利雄、長谷部安春らに師事し、1980年、東映東京撮影所が初めてテレビ映画を手がけた『大激闘マッドポリス'80』でチーフ助監督に昇格。続編『特命刑事』ではB班監督を務めた。1982年フリーとなり脚本家に転身し、主に日活ロマンポルノ、テレビドラマなどを手掛ける。荒井晴彦、高田純、一色伸幸とともに山田耕大による企画製作会社ブレーントラストに参加。同社内の軋轢により、山田、宮島秀司らが新たに設立した企画製作会社メリエスに所属した。メリエス倒産後は自らエフ・デザインを立ち上げた。
    『福田村事件』(23)のメインライターである。

  • 根岸 吉太郎

    根岸 吉太郎 (監督)

    10月23日(金)18:30上映『ゆきてかへらぬ』上映後トーク

    1950年8月24日生まれ、東京都出身。
    早稲田大学第一文学部演劇学科修了後、日活に入社。78年『オリオンの殺意より、情事の方程式』で初監督。81年『遠雷』でブルーリボン賞監督賞、芸術祭選奨新人賞を受賞し、05年『雪に願うこと』で芸術選奨文部科学大臣賞、第18回東京国際映画祭の4部門受賞をはじめ、多くの映画賞を獲得する。09年、映画『ヴィヨンの妻 ~桜桃とタンポポ~』では、モントリオール世界映画祭 最優秀監督賞受賞。10年には紫綬褒章を受章。主な監督作品に『狂った果実』(81)、『探偵物語』(83)、『ひとひらの雪』(85)、『ウホッホ探検隊』(86)、『永遠の1/2』(87)、『絆-きずな-』(98)、『透光の樹』(04)、『サイドカーに犬』(07)などがある。

  • 足立 正生

    足立 正生 (監督・脚本)

    10月24日(土)16:00上映『ネタニヤフ調書 汚職と戦争』上映後トーク

    1939年生まれ。日本大学芸術学部映画学科在学中に自主制作した『鎖陰』で一躍脚光を浴びる。大学中退後、若松孝二の独立プロに参加し、監督としても1966年に『堕胎』で商業デビュー。1971年にカンヌ映画祭の帰路、故若松孝二と中東地域へ渡り、パレスチナ解放人民戦線のゲリラ隊に加わり、パレスチナゲリラの日常を描いた『赤軍-PFLP・世界戦争宣言』を撮影・製作。1974年、再度パレスチナの前線に赴き、重信房子とともに日本赤軍を創設、後に国際指名手配される。23年後の1997年、レバノンで逮捕されルミエ刑務所にて3年間留置される。2000年2月刑期満了、身柄を日本へ強制送還される。2007年、35年ぶりにメガホンを取り、日本赤軍メンバーの岡本公三をモデルに描いた『幽閉者/テロリスト』で、日本での創作活動を再開。2015年、監督復帰2作目がカフカの短編小説を基にした『断食芸人』では、韓国の光州市民が蜂起して最後の拠点とした県庁舎跡地に新設された光州美術館の柿落としに公開された。そして、2022年夏、安倍元首相を銃殺事件を題材にして、直ちに、その銃撃犯を主人公として現代日本に生きる青年像を描き抜いたのが、復帰後第3作の『REVOLUTION+1』であった。2024年1月、桐島聡の存在が報じられてまもなく脚本の執筆に取り掛かり、夏には撮影を開始、秋に完成させたのが映画『逃走』であり、足立監督史上最大のヒットになる。

  • 小島央大

    小島 央大 (監督・編集・音楽/共同企画・脚本)

    10月24日(土)18:40上映『火の華』上映後トーク

    1994年生まれ、兵庫県出身。幼少からニューヨークで育つ。東京大学建築学科卒業後、映像作家の 山田智和の下でアシスタントディレクターを1年半経て、フリーランスの映像作家として独立。MV やCM、企業PVやVJ、LIVEなど多岐にわたって活躍。2021年、長編デビュー作『JOINT』が独立 映画約160作品から選ばれ、新藤兼人賞銀賞を受賞。大阪アジアン映画祭、ニューヨークアジアン 映画祭のコンペティション部門にノミネート、全国公開を果たした。長編2作目となる本作では、 主演の山本一賢とともに共同企画・脚本を担い、さらに編集と音楽まで手掛けている。第35回日本映画批評家大賞新人監督賞を受賞。『メモリィズ』(2026年/坂西未郁監督)では、音楽を担当している。

  • 橘民義

    橘 民義 (製作プロデューサー/武蔵野政治塾代表)

    10月25日(日)17:40上映『太陽の蓋』上映後トーク

    岡山県生まれ。3期12年にわたり県政に携わる。政治家引退後、IT系の事業を立ち上げ、上場させ、現在経営者として活動を続けている。2016年に映画 『太陽の蓋』 を製作・公開。以後、各地での上映会に出向くほか、脱原発をテーマに、国内外で講演・発信を行っている。2022年には「武蔵野政治塾」を設立。4年間で42回開催。2026年8月に事務局長を江田洋一へ交代、現在は代表として、リアルな議論の場づくりに取り組んでいる。

  • 鈴木 太一

    鈴木 太一 (監督・脚本・編集)

    10月25日(日)15:20上映『みんな笑え』上映後トーク

    1976年生まれ、東京都葛飾区出身。早稲田大学第二文学部卒業後、ENBUゼミナールで映画製作を学ぶ。担当講師篠原哲雄監督に師事。2012年、監督客保N作『くそガキの告白』(主演・今野浩喜)がテアトル新宿ほかで公開され、劇場映画デビュー。ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2012にて市場初の4冠を受賞。
    2022年、監督脚本作『生きててよかった』が新宿武蔵野館ほか全国公開。主演に元ボクサーの俳優・木幡竜を起用し、その格闘アクションも注目される。
    他の作品に、テレビドラマ『みんな!エスパーだよ!』(2013)、『PANIC IN』(2015)、オムニバス映画『THEATERS』(2023)、キネカ大森先付けショートムービー『もぎりさん』(2019)、脚本参加作品に映画『僕の月はきたない』(2024)、テレビドラマ『豆腐プロレス』(2017)、『ナンバMG5』(2022)などがある。

  • 野辺富三

    野辺 富三 (俳優)

    10月25日(日)15:20上映『みんな笑え』上映後トーク

    1968年生まれ。東京都出身。2000年〜2004年ニナガワカンパニーダッシュを経て、現在はフリーとして活動。主な出演舞台、蜷川幸雄演出「近松心中物語」「真情あふるる軽薄さ2001」「2001待つ」「三文オペラ」「四谷怪談」「マクベス」「ぺリクリーズ」「ハムレット」など。主な出演映画 『愛と酒場と音楽と」(2018) 『お口の濃い人」(2019) 『THEATERS」(2023)、『そして、優子II」(2024)など。映画『みんな笑え」が自身の初主演映画となる。

  • 末永賢

    末永 賢 (監督)

    新作ドキュメンタリー映画製作発表

    海賊と白バイ警官(府中のニセモノ)に憧れる日々を神奈川県逗子市にて過ごす。バブル絶頂期に大学を卒業するも映画界に迷い込み鈴木清順、小沼勝らの助監督を経て監督活動を開始。「ヤルタ・クリミア探訪記 PANTAと仲間たち」では共同著者に名を連ねる。監督作に『日本犯罪秘録・チ37号事件』『大阪ニセ夜間金庫事件』『長官狙撃』『河内山宗俊』、日活大部屋俳優の実録『人生とんぼ返り』、そして頭脳警察50周年プロジェクトで製作した『zk/頭脳警察50 未来への鼓動』。
    現在、棟方志功画伯のドキュメンタリーを製作中、本映画祭で製作発表の予定。

  • 三木美毅

    三木 美毅 (俳優・映画祭広報担当)

    1969年生まれ、兵庫県神戸市出身。20代は劇団俳協演劇研究所を経て、パリの国立高等演劇学院(コンセルバトワール)で日本人初の教授を務めた演出家ワダ・ユタカの教室で演技修行。30代は酒とバラの日々、40代はひたすら演劇活動。50代で片嶋一貴監督との出会いをきっかけに本格的に映画業界の末端に加わる。近年の主な出演作品(兼スタッフ)は『天上の花』(22)、『GOLDFISH』(23)、『福田村事件』(23)、『青春ジャック~止められるか俺たちを2~』(24)、『キャンドルスティック』(25)、『フェイクアウト!』(25)、『#拡散』(26)等。2024年自身のプロダクションであるキャットペッパー合同会社を企業。
    柏崎映画祭はプレ開催から数えて4年目のお手伝い。いつか柏崎で短編映画を監督したいのが目標の一つである。

新たなゲストが決まり次第、公式サイト、SNSで発表します

会場

柏崎市産業文化会館

〒945-0055
新潟県柏崎市駅前2丁目2-45
0257-24-7633

チケット情報

チケット販売場所

  • 一般

    [1回券]
    前売 ¥1,000
    (当日1,300円)

    [1日券]
    前売 ¥3,000
    (当日・前売共通)

    ※1日券は土日のみ、メールにてお申し込みください

  • シニア・大学専門学生

    [1回券]
    前売 ¥800
    (当日1,000円)

    [1日券]
    前売 ¥2,500
    (当日・前売共通)

    ※シニアは60歳以上
    ※1日券は土日のみ、メールにてお申し込みください

  • 高校生以下

    ¥500(当日・前売共通)

    ※ワンコイン、窓口で精算します。

問合せ先 info@uzumasa-film.com